近い将来問題になってくる空きマンション

日本の空き家件数が、どんどんと増えています。空き家のイメージは戸建て住宅を思い浮かべます。ですが見逃すことができないのが空きマンション問題です。これも深刻化してきています。マンションの場合は、独特の空き家管理が必要になってきます。今回は【近い将来問題になってくる空きマンション】についてまとめておきましょう。

■マンションの空き家は処分が難しい

マンションの空き家を管理組合だけで管理するのは無理です。放置されているマンションの空き部屋は老朽化がどんどんと進みます。買い手を見つけるのは難しくなり、オーナーも対処法が見つからず放置状態の物件も多いです。

ではどうしてマンションの空き部屋が放置されるのでしょうか?よくあるのが、住居用でマンションを購入しても転勤になってしまうケースです。また投資用のマンションを購入したけれど転売できずにそのままになっていることもあります。

特に投資目的の場合はオーナーの居住先が遠方であることも多いです。空き家管理が疎かになってきて老朽化が進みます。マンション物件の状態が悪くなるとオーナーであっても足が遠のきます。そうなると余計に買い手も見つからない悪循環に落ち込みます。

そんなケースに限ってオーナーさんが高齢者で単身者が多いです。高齢者の場合は死亡や病気でマンションが放置状態になります。高齢社会の日本ですから、今後マンションの空き家問題が起こっているのは間違いありません。

■耐久性の問題があり処分も難しい

問題は新耐震基準が施行する以前に建築確認申請を受けたマンションがたくさんあることです。その件数は120万以上とも言われています。築年数が古いほどマンションの空き家率も高くなります。耐久性の観点からも売却はさらに困難を極めます。簡単に建て替えることもできませんし、費用対効果も期待できないのです。多くのマンション所有者は売却をあきらめて、放置状態になっているわけです。

■いかがでしたでしょうか?

空き屋管理でマンションの問題は看過できないと言えるでしょう。

簡単にできる空き屋管理の方法

空き家管理に対しての対策として2014年(平成26年)に「空き家対策特別措置法」が成立しました。これによって空き家を所有している人たちに負担が大きくなっています。放置している管理をしていると罰金を取られます。最悪は強制的に解体されたり撤去されたりされます。私達はどのように管理すればいいのでしょうか?今回は【簡単にできる空き屋管理の方法】をご紹介しています。

■最低限度、毎月1回は風を通して換気をしましょう

毎年増え続ける空き家。対策ができていないと犯罪の温床になり、火災になってしまうと近隣にお住まいの人たちにも被害が拡大します。そのようなことにならないように空き家対策特別措置法ができました。しかし、ご家族の思い出がたくさん詰まった家屋を簡単に処分できません。特定空き家に指定されないように、まずは最低でも一月に1回の頻度で空き家に足を運んでください。

収納棚や窓ガラスを開けて換気をしましょう。家具や家屋などが老朽化するのは室内に湿度が高い空気がたまることが原因になります。木材が水分を含み耐久性が悪くなるからです。特に梅雨時期の前後5月から8月はしっかりと換気をしましょう。

■掃き掃除・拭き掃除をします。

汚れやゴミを取りのぞくだけでも耐久性はあがります。丈夫な建物になります。拭き掃除をしっかりしておくと、害虫やねずみを排除できます。雑菌の除去効果もあります。衛生上の管理もできます。

■火災対策をしましょう

居住者がいない空き家は、本当ならば火の気がありません。火災が起こる心配はないのが普通です。しかし、空き家の特徴として放火魔のターゲットになることがあります。紙くずや木片や不法投棄されたものは、しっかりと撤去しましょう。空き家と言っても火災保険に加入しておくのも一つの対策です。

■いかがでしたでしょうか?

簡単にできる空き家対策を3つご紹介しました。できることからやってみてください。

空き家巡回サービスで効率的に空き家管理をする方法

空き家対策特別措置法ができて、空き屋管理が厳しくなっています。空き家の所有者が近くにお住まいならばいいでしょうが、遠方に住んでいるケースもあります。そんな場合に頻繁に空き家に行くことは難しいです。そんな人たちにうれしいサービスがあります。この記事では【空き家巡回サービスで効率的に空き家管理をする方法】について詳しく解説します。

■空き家巡回サービスとは、どういったものでしょうか?

空き家を持っている人たちの中には将来的に売却したり、賃貸物件にしたりすることを考えていることもあるでしょう。更地にしたり駐車場として活用したりする計画があるかもしれません。ですが、すぐに有効活用できない場合もあります。そんな計画があるならば売却を考えませんから、空き家管理をキチンとしなければなりません。

そこで空き家巡回サービスがあります。有料で空き家管理をしてくれる管理業者のことです。リーズナブルな管理料金を支払うことで空き家所有者の負担を軽減してくれるメリットがあります。

■空き家巡回サービスではどういった空き屋管理をしてくれるの?

基本的には土地や建物の管理の代行業務です。
家屋の部屋の窓や押入・収納棚などを定期的に開けて風を通して湿気を除去します。これによってカビが繁殖するのを防ぎます。排水溝を掃除して異臭を防ぎ、ネズミや害虫の侵入対策もしてくれます。

家屋の埃やゴミを掃除して、ポストに投函されたチラシや広告の処分をし、雨戸やサッシ・外壁や屋根裏の損傷はないかを確認します。木々の伐採・剪定・不法投棄対策・雨漏り対策もしてくれます。

■いかがでしたでしょうか?

空き家巡回サービスは空き家管理ができない所有者にとってありがたいサービスです。一般的には月1回から2回のサービスが多いです。

空き家とは何か?

核家族化や少子高齢化によって空き家が増えてきています。そこで問題になってくるのが空き家対策です。ところで「空き家」と言っても、漠然としたイメージがありますが、実際にはどういった定義になっているのでしょうか?今回は【空き家とは何か?】について迫ります。

■空き家として使われている家もあるし、そうでもない家もある

日本では空き家がどんどんと増えています。皆さまのお住まいでも誰も住んでいないような家が増えてきていませんか?治安上も問題がありますし、不審火の原因になったりとトラブルの原因になったりするリスクもあります。そんな世の中だから、きちんと空き家管理をしなければなりません。

空き家とは一般的に、1年回以上使用されていない家屋であると目安にされています。空き家として判断されるのは人間が1年以上住んでいないことになります。法律的には空き家対策特別措置法などが適用されます。そこでの文言では「居住その他の使用がなされていないことが常態であるもの」と定義されていますが、簡単に言えばずっと使われていない家屋のことです。

■居住者がいなくても不動産と管理されていれば空き家ではないです。

入居者がいなくても賃貸物件として募集行為がされており運営されていれば空き家とはみなされません。ちょっと曖昧なグレーな部分も多いです。このあたりの対策はこれからになると思います。最近の傾向として人口減少があります。高齢社会がさらに拍車をかけて空き屋管理がますます難しくなってきています。

■いかがでしたでしょうか?

空き家とは何かがご理解いただけたと思います。空き家を管理している人は使用実績がないと「空き家」と指定されてしまいますので注意が必要になります。

空き家が増えることのリスク

空き家をそのまま放置していると「火災」や「倒壊」のリスクがあります。最悪の事態にならないように空き屋管理をしっかりとしていかなければなりません。日本の人口は急増するとは思えませんし、人口は減る一方です。今後は空き家がさらに増えていくと推測されます。今回は【空き家が増えることのリスク】についてお話します。

■倒壊や破損してしまうリスクがあります

空き家を長年放置したら、人の手でメンテナンスされることがありませんから、建物は台風や強風やゲリラ豪雨でダメージを受けて老朽化します。家屋全体が破損してしまい、倒壊する恐れもでてきます。その家屋だけの問題ではなくて、周辺の住居にも影響があります。

他人を怪我させてしまうかもしれませんし死亡事故につながりかねません。空き家を放置することは、こういった危険性を持っています。

■自然発火・不審火などの火災のリスクがあります

空き家が増えてくると、放火などの犯罪を誘発します。誰かがその家屋に住んでいると放火などはしにくいです。しかし、誰もその家にはいないとなると放火犯は狙いをつけます。放火だけでなく、自然発火して火災になることもあります。一旦火災が起こると周辺の建物にも延焼してしまうこともあります。

■雑草・草木・庭木が生い茂っている状態になる

見た目にもイメージが悪くなります。手入れをしていないと近隣の居住者に迷惑がかかります。空き家で荒れ果てていると不法投棄されたり、不法侵入されたりします。空き屋管理では、剪定したり雑草の処理をしたりは最低でもしなければなりません。個人で管理ができないならば業者に依頼をするしかありません。不法投棄は異種・悪臭のもとになります。

■いかがでしたでしょうか?

空き家が増えると以上のようなリスクが増えます。景観上の問題・害虫・害獣が増えてきます。空き家の所有者はしっかりと空き家管理をしなければならない時代になってきています。